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漫画家、小説家、ブロガーと広く活動されている歌川たいじさん原作の映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」試写会に行ってきました。icchomae648_01

歌川さんの実話をもとにした映画です。タイジを太賀さん、母・光子を吉田羊さんが演じています。
私は原作を読んでいたのでストーリーは知っていましたが。実写だとまた違う感覚で胸に来るものがありましたね。ばあちゃんや友人の温かさに感動したり…涙なしには観れませんでした。

私にも両親が離婚して、引っ越し・転校で心が荒んでしまった時期がありまして。その時、唯一の支えになっていたのが親友との手紙のやりとりでした。彼女からの励ましが無かったら、今の私はいないかもしれない。孤独だった自分に寄り添って、受け入れてくれる親友の存在が一番の癒しでした。
歌さんの壮絶な過去と比べるのはおこがましいとも思いましたが、映画を観ていて彼女のことを思い出しました。


上映後は歌さんのトークショー。
歌さんは撮影中の裏話を教えてくれたり、写真を見せてくれたり。おもてなし精神がすごい人なんですよ…!
そして最後に、映画にかける思いを教えてくれました。(あえてリアル歌さんのイラスト)
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児童相談所の職員が、ひとりで200人受け持つこともあります。人手が足りません。
虐待から生き延びても、傷ついたまま大人になり、いきなり社会に出てどうやって生きていったらいいかわからない。そんな子がたくさんいます。

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歌さんの思いがすごく伝わってきまして…。
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ここで一番泣いてしまいました。
虐待のニュースとか聞くと、特に子持ちの人は悲しくなると思うんですけど。同時に「他人事ではないな」とも思います。子どもを痛めつけよう、という人間の気持ちは分からないですが。気持ちに余裕がない時って子どもとうまく向き合えなかったり、イライラして怒鳴ってしまったり。たぶん、どの親御さんも経験ありますよね。
これの程度が酷くなると虐待になるよな…と。

いま自分が子どもをかわいい、育児大変だけど楽しい、って思えるのは当たり前じゃないのかもしれない。ダンナが良いパートナーでいてくれること。保育園、幼稚園の先生に助けてもらってること。相談できる友人も家族もいる。いろんな人にすこしずつ手伝ってもらって幸せになっているんだと。
歌さんの映画を観て、人との関わりの大切さを学んだような気がします。
私も誰かにとっての「ばあちゃん」になれるような。強いやさしさを持って生きたいです。

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母さんがどんなに僕を嫌いでも 公式ページ

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